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ラジオ ああ、我が良き友よ・・・

生活の伴侶となっている、ラジオ日記です。

学生寮篇 その六 『ラブソング』

 

深夜ラジオをたれ流しにしながら、麻雀を囲んでいました。

一局すんで、牌をジャラジャラかき混ぜ回していると、

 


♪♪

ギタ-、バンジョ-、ハ-モニカたちの軽快なお祭り騒ぎ♪♪


つづいて


♪ぼくの髪が肩まで伸びて・・・♪

 

私は、手を止めラジオのほうに向き直りました。


”拓郎かい?”

対面(といめん)の梶が言う。


私は、ポカンとラジオを聴き続けていました。

 

♪・・・町の教会で結婚しようよフフンフン♪

 


春春。笑笑。

ハッピーハッピー。

満開の桜の下で、若者たちがどんちゃん騒ぎしているような。

 

拓郎のイメ-ジが一変した。

今までの


『人間なんて』

『マ-クⅡ』

『今日までそして明日から』


などの、暗い曲から180°転換した。

悩み歌からラブソングに。

 


『結婚しようよ』の大ヒットに乗って、

富士フイルムのCMソング『Have A Nice Day』も人気になりました。

私も、このCMソングが好きで仲間たちと一緒によく歌ったりしたものです。

 

 

このころからです。

梶とギタ-を一緒に弾きながら歌い始めたのは。

ピッキングアルペジオ、スリ-フィンガ-。

曲に合わせて、おたがいの持ち味を出し合った。


ピッキングは、たいてい梶が担当し、フィンガーテクは私。

ガットギタ-ばかりでは、もひとつ盛り上がりに欠けるとうそぶいては

フォ-クギタ-をどこからか調達してきたりして。


連日連夜、ノンポリ寮生たちのミニコンサ-トは行われていました。

 

 


1972年(昭和47年)4月、寮生仲間たちほぼ全員が2回生に進級。

梶も私も、そして奥田も2回生に無事進めることとなりました。

 

同年、5月。

沖縄返還

 

梶は、夏休みに仲間たちと沖縄旅行を計画していました。

いっぽう、奥田と私は北海道旅行を楽しみに。

 

 

 

同年、7月。

吉田拓郎「旅の宿」発売。